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中古車購入時の走行距離と注意点

2019.11.7

中古車購入時の走行距離と注意点

皆さんは中古車を購入する際にどんなことに注意していますか?
中古自動車を購入するための重要なポイントの一つに走行距離が挙げられます。
では、なぜ走行距離が重要なのかをご説明したいと思います。

中古車と未使用車の走行距離比較

中古車と未使用車の走行距離比較-中古車は走行距離の上限はなく、価格も安いが、修理費が高くなる傾向にある 走行距離が重要な理由は、走行による劣化を分かりやすく示す指標になるからです。
劣化を放置すると故障の原因になるので、メンテナンスが必要になります。
その為、走行距離が多い程車体価格は安くなります。

例外として、前オーナーが定期点検を必ず受け、きっちりと整備を行っていた車であれば、走行距離が多くても劣化や交換部品が少なく、故障の可能性が低いです。
逆に、前オーナーの車の使い方によっては走行距離が少なくても損傷が激しいこともあります。

中古車は前オーナーから購入するわけではありませんので、どんなオーナーでどんな使い方をしていたのかを尋ねることはできません。整備点検で初めて損傷の大小が判明しますが、いつ部品交換したのかまでは分かりません。

その点、登録済未使用車は前オーナーはなく名義登録されただけのお車です。
「どんな使い方をされたのか?」「交換部品はないか?」と心配をする必要はありません。
安心してご購入いただけます。

走行距離から見る価格

走行距離から見る価格 中古車の販売価格を決める際、年式・走行距離・車種・傷や修復歴等で決定されます。
今回は、走行距離だけを見てご説明いたします。

同じ年式の中で走行距離が少なければ損傷や劣化も少なく価格が高くなります。
では、走行距離が多くなれば価格はどう推移するか下図をご覧ください。

走行距離
新車価格との対比
~2万km
70%
2万km~3万km
65%
3万km~4万km
60%
4万km~6万km
55%
6万km~9万km
50%

※車種や色、傷や年式にもより販売価格は上下します。あくまでもご参考まで。
このように、価格だけで車を購入しようとすると6万キロ~9万キロの車は半額です。
しかし、車の寿命が残り僅かになっていることも忘れないでくださいね。

走行距離に応じて必要な交換部品

▪エンジンオイル

1万km以内で交換。交換費用は何千円程度ですが、約5万km以上経過すると、エンジンオイルの劣化や汚れでエンジンが焼き付きを起こし、最悪エンジン本体を交換する必要も出ます。その場合交換費用は約30万円~60万円になります。

▪タイミングベルト

10万kmを目安に交換が必要。運転の用途によっては、10万kmより早く交換したほうが良い場合もあります。
タイミングベルトを交換せず放置すると、エンジンが損傷する等大きな事故に繋がります。
交換の値段は大体5万円~10万円です。

▪オートマオイル

2万km~3万km以内で交換。費用は約1万円ですが、約5万km以上経過すると交換できなくなります。最悪の場合オートマチックトランスミッションを乗せ換える事態に。その際の費用は20万円~40万円必要になります。

▪タイヤ交換

ブランドにより様々ですが、4本交換する場合は5万円~10万円が相場です。

定期的にメンテナンスを施していない中古車の場合、見えない箇所が劣化していて思いもよらない高額な修理費用がかかる場合もあります。

まとめ

中古車

購入時の価格は安いが前オーナーの使い方により劣化具合が不明。
走行距離が少なくても、メンテナンスしていない場合は高額修理が必要になる場合がある。

登録済未使用車

購入時の価格は中古車より高いが新車より安い。
前オーナーは使用していない車。
新しく綺麗な状態なので使用経緯や劣化、修理の有無を悩む必要はなし。
何年か先に支払う総額を考えると、中古車より安く乗ることができます。 line 最後までご覧いただきありがとうございました。

車の森では、登録済未使用車を常時300台ご用意しています。
新しく綺麗でお得なお車を一度ご覧になってください。
皆さまのご来店・ご利用を心よりお待ちしております。

この記事を書いた人
営業
山田 太郎
Taro Yamada
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。
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